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幼少期トラウマ 恥

ある日、学校に出勤すると、中1男子が先生と部屋にいました。

「どうしたの?」「・・・」「教室に行けないのかな?」「ハイ」

どうやら、今日も父親が学校まで同行してくれたらしいが、入れない。


話を聴くと、担任は何度もご両親と本人を交え訪問し、とにかく一番大切なことは

教室に行くことと、満場一致したらしい。その割には表情が硬い。


「正直なところ、学校に行きたい?」「いいえ、帰りたいです。」

「なーんだ、そうなの。お父さんに申し訳ないなあと思ってがんばった?」「・・・」

「お父さんとお母さんは、厳しい?」「いいえ、やさしいです。」「そうですか。」


聴けば、小3も半年は保健室登校、教室に戻れたきっかけは、小4の担任。授業が分かりやすくて面白かった。小4-6は、友人とやさしい担任に恵まれて安心して教室にいられたらしい。中学生になって、担任はいるものの、教科によって先生は変わるし、厳しさも増す。体育の先生はやたら声がでかい。(つまり怖いイメージ)

もともと、人間関係が苦手な上に、授業では隣の生徒との演習や班活動増加。

これだけ条件がそろうと、厳しいですね~


塾は、楽しくてしょうがないらしい。(オウ、珍しい)

10人以下で、先生が面白いから、講義が楽しい。


ここまでに、教室に入れないたくさんの原因が出てきました。


子どもは、ゆっくりと耳を傾けると、正直に話してくれるものです。


”人が苦手”という事に注目して、聴いてみました。

「どんなことが気になる?」「どうやって話したらいいか、こわい」

「そんなこわい経験は今までにある?」

「あります。小1の時・・・・・・」と、せきを切ったように話し出す。

小1の頃に、初めての授業で彼にとって今世紀最大の恥ずかしさを味わい、それが恐怖となって残っていることを発見しました。


「それは怖い経験だったね」と、その日は、その経験に介入し、彼の恥と恐怖のエネルギーの解放をしました。その子は,前向きにその事に向き合う意思を見せたので、開始すると、ここが大人と子供の違う点ですが、素直にその事に向き合っていきます。

もちろん、怖いのですが、私がここに一緒にいますよという安全を提供していると、勇気絶倫で向かっていきます。その日は、解放後、何が起きたかを説明し、一緒に感じたことをシェアしあいました。その頃、その少年の顔は上を向き身体はすっと伸びて、笑顔が見えました。「ところで、今日はこの後どうする?」「帰ります。」「そうだね、ゆっくりと休むんだよ」このように、下を向いて、苦しそうな顔で自分の言いたいことも言えない様子であった少年が、「僕は帰ります」と、しっかり自分の意見が言えました。

彼がこの先、登校するか否かは今問題なのではなく、彼が自分の気持ちをそのまま正直に表現できることが大事です。なぜなら、本来彼はそういう性格の子だからです。





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