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  • Kazue Counseling Room

新しい年を迎えて〜🎍

明けましておめでとうございます。


令和に入って初の正月を迎えました。


今年も始まりました。


皆様の1年の計画はどの様なものでしょうか?


私は、これまで勤務していた仕事を減らして、この道に入った当初から開設する予定であったKazue Counseling Room をメインに生活を始める年に致します。


この正月に、私が徹底的に心理学、臨床を学び専門家になる決意をしたストーリーを幾つか思い出してみました。今日は、その中の一つを書きます。


私は、心理へ進むために大学受験に勤しんでおりました、そこへ思いもよらぬ家族の事故が起きて、家計を支える一員となるため大学を諦めて就職を選択しました。その間もずっと大学に戻り、心理を目指す気持ちは心の底にあり続けましたので、様々な経験を経て、人生を見直す時に、私に適しているであろう心理の道を最後の仕事として取り掛かる事を決意いたしました。

遠回りした様で、実はその間に経験した様々な仕事が今の仕事に大変役に立っています。私は、主に人事や人と関わる仕事、サービス業、インターナショナルな仕事に関係してきました。同時に音楽の世界にもプロとして携わってきました。音楽家である時も、大学院で勉強した時も、お金の為に契約社員として全く興味がない仕事をしたこともあります。

ですから、一般の方よりは仕事経験や様々な世界を見たり経験してきたと思います。

その事が、どれだけカウンセリングに役立っているかは、今の仕事をするまでは気がつきませんでした。ありがたいものです。


若い頃から、自然とカウンセラーの様に、人から相談を受ける事が多く、私も一緒に考える事が好きでした上に、話したらすごくスッキリした、楽になった、また頑張れると言われると、少しは役にやっているんだなと嬉しかったものです。このまま、心理の道を目指さなくても人の相談を受けていれば良かったのですが、ある時、大変重いケースに出会ってしまいました。


それは、ある高校生男子でした。

理髪そうで、頭も良さそう、体も健康そう、礼儀正しい気持ちの良い子でした。この青年が、頭部の十円玉ほどの脱毛が消えない事を悩んで、ある整体に通っていました。話を聞いていた整体師さんが、どうも事情がありそうで、話を聞いてあげてほしいということで声がかかりました。

初対面の時は、健康そうで明るく何の悩みもなさそうな様子の青年でした。ーそう、よく言う“良い子”です。家族の話も淡々としますが、私には全体像が見えてくると、これは苦しい環境だなあと、すぐに理解しました。私が理解すると、青年は楽になる反面、死にたいけど死ねなくて失敗してきた話や、これからもどうすれば死ねるか、本当に苦しいよと、次々に自分の思いをぶつけてきました。

ようやく自分をわかってくれる人が現れたと言う思いは、当人にとって救いでもあり、安心でもあります。ある日、自ら私にハグをして欲しい態度が見られました。

私は、一般的なハグには慣れております、何の懸念もありません。しかし、この時は、身体が拒絶するのが分かりました。今ハグしたら、この子はどうなるか?という声が聞こえてきたように感じました。当初は、明確ではありませんでしたが、身体は分かっていました。

後に、あの時にハグしなかったことは正解だったと思います。この青年を依存へ導いていたことでしょう。私は、このハグ拒否事件から、本格的に心理、臨床を学ばないと、人を傷つけると言う事を学びました。ここが専門家として一から学ぼうと決心させてくれたスタートです。カウンセリングとは、簡単に人を傷つけてしまう仕事でもある事を理解していないといけないのです。ほんの一例ですが、とても大事な事なので忘れることはありません。


この青年との出会い、親友の死、親友の母とパートナーの強いサポートが私を、カウンセラーとしての仕事に立たせてくれています。


今年も、お一人お一人の物語と丁寧に出逢っていく事を決意致します。




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