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いじめは許してはいけない

カウンセリングで出会うクライエントさんからは、いじめの話がよく出る。


それも半端ないひどいものがある。


必ず学校や教師が気づくはずだ。


注意して子供を見ていれば、気がつくはずだ。


全くひどい話だが、教師がいじめの加害者と一緒になって、被害者の生徒を怒鳴ったり、言い聞かせたりする場合もある。


絶対に許されないことだ。


100%いじめる方が悪い。


これは言っておくが、一生にわたって心を傷つける。


また犯罪になる。


スクールカウンセラーをしていた時、いつも不思議だった。


なぜいじめられた学生が、カウンセラーに送られるのか?


反対でしょう。


いじめた加害者がカウンセリングに来るべきなのだ。


他人を傷つける行動を起こす学生には必ず問題がある。


家庭が機能不全なことはほぼ間違いない。


しかし、カウンセリングルームに送られてきたことは一度もない。


教頭に掛け合っても実行されなかった。


学校は、頼りにならないとつくづく感じたものだ。


ある中学で、問題児に叱責している教師の声が隣の部屋で聞こえたので、その学生が部屋を出た時に捕まえて、話をしてみた。


「あんなにしょっちゅう怒られて、いい加減嫌にならないの?」


「別に、聞いてないし、、、」


「なあるほど、先生の注意が終わるまでそこにいるわけね」「儀式ね」


うなずく。


「ところで、君はあの有名な問題児グループの一人?」


「そうだよ、でも小学校の時よりはだいぶ大人しくなったさ。」


「へえ、もっと暴れてたんだ。」


「君は、グループの中でリーダー格?」


「違うよ、中の上」


「まるで寿司みたいだね。」


「どうでもいいけど、もっと大人しくなりなさい。」笑


話はこれで終わったけど、子供はこんな何気ない会話から、自分の話をするものだ。


教師のように、警察の尋問形式では、何も話さない。


とにかく、いじめられてる子!


絶対に君が悪いのではない!


早いうちに助けを求めて!

 
 
 

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