いじめは許してはいけない
- Kazue Counseling Room
- 6月27日
- 読了時間: 2分

カウンセリングで出会うクライエントさんからは、いじめの話がよく出る。
それも半端ないひどいものがある。
必ず学校や教師が気づくはずだ。
注意して子供を見ていれば、気がつくはずだ。
全くひどい話だが、教師がいじめの加害者と一緒になって、被害者の生徒を怒鳴ったり、言い聞かせたりする場合もある。
絶対に許されないことだ。
100%いじめる方が悪い。
これは言っておくが、一生にわたって心を傷つける。
また犯罪になる。
スクールカウンセラーをしていた時、いつも不思議だった。
なぜいじめられた学生が、カウンセラーに送られるのか?
反対でしょう。
いじめた加害者がカウンセリングに来るべきなのだ。
他人を傷つける行動を起こす学生には必ず問題がある。
家庭が機能不全なことはほぼ間違いない。
しかし、カウンセリングルームに送られてきたことは一度もない。
教頭に掛け合っても実行されなかった。
学校は、頼りにならないとつくづく感じたものだ。
ある中学で、問題児に叱責している教師の声が隣の部屋で聞こえたので、その学生が部屋を出た時に捕まえて、話をしてみた。
「あんなにしょっちゅう怒られて、いい加減嫌にならないの?」
「別に、聞いてないし、、、」
「なあるほど、先生の注意が終わるまでそこにいるわけね」「儀式ね」
うなずく。
「ところで、君はあの有名な問題児グループの一人?」
「そうだよ、でも小学校の時よりはだいぶ大人しくなったさ。」
「へえ、もっと暴れてたんだ。」
「君は、グループの中でリーダー格?」
「違うよ、中の上」
「まるで寿司みたいだね。」
「どうでもいいけど、もっと大人しくなりなさい。」笑
話はこれで終わったけど、子供はこんな何気ない会話から、自分の話をするものだ。
教師のように、警察の尋問形式では、何も話さない。
とにかく、いじめられてる子!
絶対に君が悪いのではない!
早いうちに助けを求めて!
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