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カウンセリングって?



毎日猛暑どころか、サウナ状態ですね。


涼しい海風を感じられるビーチでのんびり過ごしたいものです。


毎日酷暑の中、クライエントさん達は、汗をかきながらカウンセリングルームに来てくださいます。


家にこもって、外にも出たくない気分なのに、こんな天気で億劫でも、頑張っていらっしゃる姿を見ていると、ご自身に真剣に向き合おうという気合が感じられます。


自分自身の生きづらさを克服しようと、どんなに本をたくさん読んでも、心理療法を研究しても、自分のことはわからないものなのです。


人は人を介して初めて、自分を知るものです。


自分が生きてきた生き方は、当たり前なのです。


そして、最も自分の痛い部分は、1人でどんなに問いかけても、蓋をします。


そもそも脳も体も、自分を保護するために、自己防衛が働くように出来ているからです。


カウンセラーを介して、自分自身をテーブルに乗せて客観的に見る機会を持たないと、そこにい続けるのは至難の業であり、不可能に近いかもしれません。


よくご自身で一生懸命勉強され、知識が豊富な方がいらっしゃいます。


思考優位の方ですね。


間違ってはいませんが、そのことが邪魔することがあります。


思考より身体、心を使うことが大事だからです。


思考は嘘つきで、うまい具合に言い訳もします。


とても巧みです。


その点身体は正直なのです。


カウンセリングを通じて、それを体験していくことができます。


私が最初にインターンに行ったクリニックは、重篤なクライエントさんが多い場所でした。


皆様、私以上に本も読んでおり、知識豊富な方もいらっしゃいました。


「あなたに何ができるの?」そういう態度で目の前に座ります。(自己防衛ですね)


本当に何もできないなと感じました。笑


ある方が、「本は読んだけどさ、なぜか治し方が書いていないのよね」と言われました。


素直な方だなと、、、


メソッドよりも、目の前の人と共に、安全な環境の中で自分と向き合うことが大切なのです。


自分が少しでもいいから安心出来ると思うカウンセラーと一歩ずつ前に進むのです。







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