コロナウィルス
世界中を不安に陥れているコロナウィルス
今日は心に留めておきたい著名な方が他界したので記録しておきます。
それは日本のコメディの一任者である元ドリフターズの志村けんさんが、コロナウィルスに感染して他界しました。3月29日の午後11時半頃と報告されました。
本当に信じられない事です。
自分に、あるいは大事な人に起こっていないというだけで、他人事のように感じてしまいがちですが、幼少期から人々に笑いを届け続けてきた大御所が他界するというニュースは、人ごととは思えない衝撃です。
日本にいると緊迫感が感じられませんが、パリに住む友人やニューヨークに住む知人の今日の話を聞くと、戦時下のこれから何が起こるか分からないほどの状況になっていることに驚かされます。パリでは、外出は1時間/日と決められ、罰金まで課せられます。ニューヨークでは、完全にビジネスがクローズとなり、スーパーから食物が消え、治安が悪化、入院システムが整わず、博物館や大学が病院の代替えの場になっています。外に出る事が何より危険で、一人で部屋に居る事が最も安全な状態です。
このような状況下で、家族単位で家の中で生活する時間が増えて、今まで見えたり感じてこなかった良いことも悪いことも出始めます。忙しくてバラバラだった家族が、協力して生きていこうという絆が感じられるかもしれません。道具のない中で、想像力を生かした遊びが考えられるかもしれません。反対に、経済的な圧迫から家庭内が不安定になり、DVや離婚問題になるかもしれません。親が高齢で頼る人がいない子供たちは、親の感染を恐れて不安定になっているかもしれません。ひとりで生活している人は、ますます孤独と不安感に襲われているかもしれません。
様々な情報が、様々な国から送られてきます。
こんな時こそ、知らない者同士も、繋がっている事を意識して、助け合って生きていく事を見えない大きな力に教えられている気がします。
日本も今日の今の時点では、40~60~100人/日と感染率が上がっています。
他国のように止められない感染率になる前に、自分も人も感染しないベストを尽くして、困っている人に手を差し伸べる「お互い様」を大事にしていきたいと考えさせられます。
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