マインドフルネスな関わり
マインドフルネスと言うと、今ここ、この瞬間という言葉に置き換えるとわかりやすいかもしれません。
瞑想や呼吸法などで行われる様に、今自分に起きている事をしっかりと感じて観察することでもあります。
ご相談にいらっしゃる方々とのお話の中で、例えば、幼少期に学校でいじめがあって部活を辞めたいと一度は親に言ったけど、駄目だった、、、それからは言うのを諦めた。
あるいは親に言ったことはない、、、
登校の朝になると、具合が悪くなる。親は内科などその子の症状に必要な病院に子供を連れて行きます。(それも大切な事)
問題無ければ、登校を促します。
中には、身体の一部の震えが止まらないお子さんもいました。特に身体的には問題が無いのですが。
この様に、子供がさり気ない言葉で、あるいは態度で親にSOSを発信している事に多くの場合、親は気づく事が出来ません。
それはどうしてでしょうか?
私たち家族は、大人も子供もそれぞれの役割を忙しくこなしながら日常生活を送っています。バタバタと〜
だからこそ、1日に一回でも、ゆっくりと今ここの場を作る必要があります。
ハアーと息を吐いて〜
特に思春期の子供は、親への言葉での発信が苦手です。言葉もきつかったり、無言であったりします。
忙しい日々を送っているから、毎日一緒に暮らしていても、しっかりとアイコンタクトをして話す事を忘れているのでは無いでしょうか。
特に親同士はどうですか?
1日、ほんの10分で良いのです。
「今日はどんな日でした?」
「私はこんな事があったのよ。」
など小さな小さな事を語り合う時間を持ちましょう。そんな中で、何か様子がおかしい、、、
と気がつく事はあるものです。
やたらと元気ぶっていたり〜
いつも話す子が無口でいたり〜
大人でも子供でも目と目を見ていると分かるものです。
まさか、ご飯の時に携帯をいじりながら、ご飯を食べていませんか?
美味しいと感じながらしっかりと味わっていますか?
毎日のことだから、何気ないことだから大事な事に改めて目を向けてみましょう。
今ここ、今やっている事だけに集中する時間です。ご飯を一粒ずつ噛んでいる感覚を感じる様な今ここを試してみてください。
あなたの日々の何かが変わるかもしれません。
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