不登校はなぜ増える?
最近、不登校生徒数は上昇し続けている。
もう20年くらい前から不登校をなくそうと騒いでいるが、そのための対策も学校はとっているが、一向に減る兆しはない。
何で不登校になるのでしょうか?
必ず理由があります。
そしてその理由は、本人も親も先生もわかっていません。
私が関わってきた子供達の場合、その子によって様々な理由がありました。
きっかけは、授業がつまらなくなってきた、起立性調節障害、からかい、いじめ、、、
しかし、それが本当の理由ではありません。
その陰に、誰にも理解されないできた神経発達症、学習障害、虐待、親の離婚、親の浮気、親の関係性が壊れている、家庭内DV, アルコール問題を抱える家族、シングルの親を助けるヤングケアラー、親の病気など、家族に関わらないと見えない問題があります。
子供は、自分の家族の問題を人に話さないものです。
恥ずかしいことと感じています。
不登校になるまでは、必死に頑張っています。
ついにエネルギー切れを起こして学校に行けなくなります。
自分でも行かなければと思っているのですが行けないジレンマに陥ります。
そこへ、親が「今日は行けそう?どうなの?」と詰め寄ると、この苦しさをわかってくれない親に対して爆発することもあります。
今の子供達は忙しすぎます。しかも決められた規則によって。
もっと自由に遊んで、思い切り笑って、喧嘩もして、子供の世界で痛みや思いやりを学ぶ機会が必要です。
自分の子供時代と比較すると、今の時代に子供でなくて本当に良かったと思います。
学校へ行くだけで充分、帰れば自由に遊ぶ時間があり、近所にはお山の大将のような悪ガキがいて、ちょっと怖いぞと思って、どう振る舞えばよいかも学習したものです。
遊びが楽しくて楽しくて、家に帰ってくるのが楽しみでした。
その頃何をして遊んでいたとか、遊び道具がなくても遊びを生み出して楽しんでいた頃を鮮明に覚えています。
中学以降は、学校と部活、それだけで充分に忙しかったです。
今の子と違って塾もないのに、早く大人になって自由になりたいなと思っていました。
不登校になった子供は、自分だけ取り残されたような不安と焦りに襲われます。
だからこそ、親がどっしりと構えている必要があります。
子供を信じて〜
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