不登校は増加中!
不登校生は、どうして増加していくのでしょうか?
私は、スクールカウンセラーという仕事を始めた時に、驚いたことがあります。
学校内での規則の細かさと多さ、小軍隊のような動き、生徒の統一化、
もし私が今の小中学校にいたら、楽しいと思えるかな?と正直感じました。
私は小中高校と、とても楽しかったです。自由度が高かったです。
いじめはありましたが、クラスの強い人が先生にちくったり、守ってあげたものです。
どう見ても、皆より行動が遅かったり、理解度が低いと思える子がいても、
その子を省くことはありませんでした。
今の子どもたちは、いじめられている子がいても助ける子がいません。
あの子が悪いことをしていると、先生に言い伝える子はいても、困っている子を
助ける心のゆとりがある子は少ないです。
それどころか、他人のあげあしを取ったり、悪口を言って傷つけることに対して
鈍感です。 クラスでは、グループ化しているので、一度長く休むと自分の居場所が
なくなります。どの子も自分の事で精いっぱいで、人を思いやる気持ちが持てません。
子どもが悪いのでしょうか?
これは、すべて大人の態度や行動の模倣のように思えます。
子どもが暴力を学ぶのも大人からです。
大人は子供の鏡、私たち大人が変わらないと、子供は救われないように思えて仕方がありま
せん。
子どもが不登校になるには、必ず理由があります。
家族が抱える問題や
今の学校の在り方が問われるかもしれません。
教師が、毎晩遅くまで学校で仕事をしなければならない環境は、一体いつになったら
変わるのでしょうか?
今の大人の社会が、変わらなければいけないのかもしれません。
さあどの様に?
学校が多様化する子供を受け入れる器を持つことでしょう。
統一化ではなく、多様化に順応出来る力を!
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