殴るのは躾ではありません〜
殴られた子供は深く傷つきます。家族の密室で日常的に殴られると、繰り返される暴力で複雑性PTSDという症状を生み出します。
抵抗出来ない子供は、親から受けた暴力を家庭外で他人に対してぶつけ、暴力行為に出ることがあります。そして悪い行為と叱責され、更に自己肯定感が低くなります。
家庭でいつ親の機嫌が悪くなるかビクビク怯えて過ごすので、人の目や態度に異常に敏感になります。自分はどうせ駄目な人間だと思います。
どうせ分かってもらえないと嘘をつく様になります。
子供は親の都合や理由で殴られるので、恐怖を味わいます。勉強しないから、言うことを聞かないからというのは殴る理由にはなりません。
恐怖や苦しみを感じては生き抜けないので、感覚を遮断します。感じない様にしてしまいます。愛されない自分を無価値な存在と考えます。この様な経験が成人後、様々な症状をあらわします。
どうぞ、輝く子供の芽を潰さないで。
子供の声にしっかりと耳を傾けてみて下さい。子供は大人をよく観て感じています。聴こえなくなり、感じられていないのは私達大人の方です。
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