真実って?
よく自分を信じると言いますね。
私たちがこの世に誕生したことは真実そのものです。
赤ちゃんは、けがれ無き存在と言いますが、まさに存在そのものです。
赤ちゃんは、光のボールだと考えてみましょう。
その光のボールは、養育者、運命、環境、社会、文化の影響や教育を受けて
いつの間にか、硬くて重い石になってしまうかもしれません。
育っていく中で、恐れを基本に生きることを覚えてしまうと、
混乱や嘘や幻想を生み出すばかりか、真実を覆い隠してしまいます。
そして不安や心配を生み出します。
不安を感じるのは本当の事ですが、不安そのものは真実ではないと言えます。
例えば、人前で発表をする時、ドキドキしたり落ち着かなくなりますね。
人前で話すのは怖いと感じる場合もあります。
どうしてでしょう?
それは、上手くいかなかったら人はどう思うだろう、
失敗したら、笑われるのではないか、あるいは怒られるかもしれない、
など、他人からの評価を恐れて、幻想を抱いてしまうのです。
恐れを基本に生きてしまうと、真実ではない幻想を信じてしまうのです。
幻想を取り除くには、大変な勇気がいるものです。
一方、真実そのものを基本に生きていると、私は私そのもの、
それ以上でもそれ以下でもない存在です。
だから、自分が出来ることを精一杯やれればOKです。
さあ、重くて硬くなってしまった石はどうなるでしょう。
大丈夫!
光は、どんなに硬くて重いものに取り囲まれても、消えて無くなることはないのです。
それは、誕生した時から放つ光は真実そのものだからです。
その事に気が付けば、もうあなたは自分を信じる一歩を踏み出していると言えるでしょう。
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