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自分の好きなことって?

よく好きな事がわからない・・・


どうやって見つけたら良いのだろう?


こんなふうに悩んでいる人は結構多いです。

学生の間は、勉強?や、部活、友人との関係、サークルに夢中で、将来のことを考える暇もなく通り過ぎていくのかも知れない。


卒業前に、このままずっと学生でいたらいいなあ〜と思ったことを思い出す。


どんな大学に行くかで将来を考え始める人、あるいは大学を卒業間近に考える人、、、色々だが。


本来、大学を選ぶ時には、将来自分が何をしたいかを見据えて選択した方が良い。


最近では、大学在学中の4年間にゆっくり考えるという方も多いのではないかと感じる。


私は、やりたい事がはっきりしていたので、その大学を目指して勉強していた。


しかし、人生とは思うようにいかないもので、すぐ働かなくてはいけない状況になってしまった。


それからは、考え方をすぐに変えて、得意な英語が活かせて、給与が高く、海外と関係を持つという3つの条件で絞れば、出てきたのは航空会社であった。


就職を全く考えていなかった私は、学校にも就職の窓口はない学校だったので、1人で目指す航空会社の人事部を訪ねて、願書をいただいた。


思えば、当時可愛い高校生だった私は、紺のブレザーにグレーのミニスカート、ハイソックスという、あどけない姿であった。


何も知らないということは、逆に恐れがないもので、のちにコネも何もなく、1人で入社してきた私は、皆の興味を引いていたらしい。


実は、航空会社を選択したもう一つの理由が、空港で働くことであった。


残念ながら、空港から一番遠い、本社の人事勤労という部署に配属され、周囲を見渡せば、ベテランのエリートおじ様、有名大学卒の何百倍という難関を乗り越えて入社してきた方々だった。


私は、そんなものも何も知らず、ただ入社できただけで良かったのだ。


これも何も情報がないことの良さである。


知っていたら、自分なんかとか、最初から諦めていただろう・・・


私の将来像に全く入っていなかったサラリーマンという世界が、初めての社会デビューとなったわけだから、今から考えると、我ながら大変だったね、よく頑張った、と言ってあげられる。


こういう環境で仕事を始めたわけだから、最初のうちは、毎日ドキドキ、勇気を出すんだという気持ちで必死だったように思える。


何も知らない世界、周囲の人は笑いながら楽に仕事をしているわけだから・・・


必死の毎日が、時を経て、気がついたら、皆から仕事を任せられる一人前に育っていた。というより、育てていただいたのだろう。


仕事は本当に厳しかった。


1人で任される仕事だから、本社にいたので、私が失敗したり、遅れたりすると、支店に影響が出ると思うと、悩んでる暇はない。


おかげで、5分でどのくらいの仕事ができるかなんて、自分で勝手に挑戦したり、工夫していた。


でもそういう時は、息を止めていることも気がついた・・・笑


このサラリーマンの経験は、のちに私の財産となった。


素晴らしい人間関係、仕事ができる人とはどういう人か、本当のエリートとは・・・などなど


私はこの会社を退社したのち、カウンセラーになるまでに様々な仕事を、正社員、契約、パートなど経験してきた。


ただ、どの仕事も、嫌で選んだ仕事はない。


その時々に、私が必要とする、収入や、時間帯、興味をいつも優先していたので、仕事が面白くないということはなかった。


とことんやって面白くなくなれば、辞めればいい。


その全てが、高校生の時にやろうとしていた現在のカウンセラーという職業に、プラスになっている。


人生の経験で無駄なことはない。


その時々に与えられた機会を、どのように興味を持ってできるか、が大事だと思う。


好きな仕事が見つからない時は、今の仕事を興味を持ってやってみることだ。


皆が気が付かないところに気がついて、大いに自分のアイデアを使って、自分の仕事を面白くすることはできる。


もちろん、働く場所にパワハラ、モラハラがあるような会社は別だが。


好きなことって、意外に、最初は興味がないこともやっているうちに、面白くなってくることもある。


頭で考えているだけでなく、行動して感じてみることが、とても大事なんだと〜

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