親を理解する難しさ
オギャアーとこの世に私が誕生した時、親は「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちになり、声をかけてくれる。
毎日の私の変化が嬉しくて、壊れ物を扱うかの様に大事にお世話してくれる。
記憶になくても、写真に私と笑顔の両親が写っている。
そんなお父さん、お母さんの期待に沿おうと、私は一生懸命頑張ってきた。
でも、二人の期待通りにならなくて、がっかりさせたり、怒らせてばかり。
それでも私は頑張った。
どうすれば喜んでくれるかな?
そうだ勉強頑張ろう!
運動頑張ろう!
良い子でいよう!
褒めてもらいたいなー
どんなに頑張っても、思いは叶わない。
私の思いをわかってもらえない。
私なんか、駄目な子だ。
いつの日か、私は自分に自信が持てない子になっていた。
自分が何をしたいのかも分からなくなっていた。
誰かにわかってもらえないと思うと、異常に反応してしまう自分がいた。
認めてもらいたくて、受け入れてもらいたくて、仕事も頑張った。
友人の無理難題も聞いてきた。
それでも私は、満たされない。これ以上頑張れない。
ふと立ち止まった〜
私はどうして親に大事にされなかったのだろう?
そんなに悪い子だったんだろうか?
私はなんで愛されないのだろう?
親なら子供が大事な存在のはずだ、だって生まれてきた時、あんなに嬉しそうだったもの。
Comments