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​プロフィール

山崎 一恵
臨床心理師/公認心理師
米国臨床心理学修士 M.A. in Clinical Psychology B.A
【経歴】

アライアント国際大学・カリフオルニア臨床心理大学院日本校臨床心理学研究科
臨床心理学専攻修士課程修了

・麻布十番精神科さいとうクリニック臨床インターン
・精神科クリニックディケア(アルコール依存症)、個別カウンセリング
・刑務所個別カウンセリング
・スクールカウンセラー

​【専門分野】
・幼少期に影響を受けた様々なトラウマ治療 (虐待など)
・複雑性PTSDへの心身統合アプローチ
・様々なアディクション(依存症)
  アルコール、ギャンブル、買い物、摂食、インターネット、セックス                                                                             
・AC( アルコール依存症を親に持つ子供)
・不登校、発達障害​​
山崎一恵
【資格・研修】

・Somatic Experiencing プラクティショナー SEP
・Brain Spotting Phase 1,2,3,マスターコース終了
・ISP( Integral Somatic Psychology) 認定プラクティショナー
・Emotional Focused Therapy
・フオーカシング・アドバンスコース終了
・西尾和美リプロセスワークトレーナー研修
・プロセスワークセミナー by Dr.Arnold Mindel
・瞑想や誘導内観、インナーチャイルドワーク
・認知行動療法(CBT)研修終了
・逆説介入アプローチ研修終了
・Sexology 基礎概念研修終了
・その他(来談者中心療法、精神分析的心理療法、家族療法、イメージ療法など)

​【カウンセラーとしての経験

 

カウンセラーとして独立を考えていた私は、大学院は臨床心理学が進んでいるアメリカで学ぼうと 計画していました。
そんなある日、私は西尾和美という、サンフランシスコでも優秀なカウンセラー兼大学教授であ る一人の先生と出会いました。
先生の講義を受けてみて、まさに私がやりたかった事だと嬉しく思ったものです。
日本の臨床はアメリカに50年の遅れをとっていると説明された西尾先生の最も強い思いは、日本に力のあるカウンセラーを育てる事だと仰いました。
アメリカでは、DV, 児童虐待に関してはしっかりとした制度が設けられ、日本はずっと遅れをとっておりました。アメリカはそれだけ暴力の多い国なので、制度も速やかに対応できないとお手上 げだったようです。しかし、西尾先生は、文化の面から、日本では数字で現れているDVや児童虐待数は信用できないものである事も説明されました。家族という閉じ込められた世界に介入する 事を嫌う日本の文化では、家族にきちんと介入できていない状況です。
先生の専門はトラウマ、しかもベトナム戦争からの帰還兵をはじめ、機能不全家族で育って傷ついたアダルトチルドレン、DV, 児童虐待を専門としています。
先生の言葉は、カウンセラーは介入して回復への扉を開かなくては意味がない、たとえ1回の出会いであっても、それを忘れてはいけないという事でした。
そして、もし制度が日本にないのなら、自分で一歩から作り出せというフロンティア精神の持ち 主でした。
私は、先生の想いがとても気に入り、必ず介入して回復に導くカウンセラーになると決心しまし た。
インターンは、斉藤学先生の家族機能研究所/さいとうクリニックでカウンセラーとして1年間経験しました。
ここで出会ったクライエントさん達が、私の先生とも言えます。さいとうクリニックは、麻布十番というお洒落な都会にあるビルで、クライエントさん達は全国から来院します。このお洒落な 大都会に意味があります。斎藤先生は、入院施設のない精神科クリニックを都会の真ん中に置くことで、クライエントさん達は病気だからと言って恥ずべきことはなく、病気と共に普通の日常生活を送りましょうという意味があるのです。
初めてのクライエントさんは、今でも忘れられません。 私の前に斜めに腰掛けて、無言ですが「あなたに何ができるの?」という態度でした。

 ここのクライエントさん達は、ベテラン揃いでさいとうクリニックの図書館にある多くの専門書 を読んでいて知識は豊富、毎日開催される齊藤先生の公開カウンセリングに出席して、先生の カウンセリングテクニックをライブで観ている人達です。
今でも、最後のセッションの時に、クライエントさんから頂いたハンカチは、私の大事な宝物です。「あなたは、きっといいカウンセラーになるわよ、だから頑張ってください。」と言葉を添えてくれました。その方は、私にあらゆる依存症と、摂食と、逃避と、回復期におけるどうしよう もない寂しさと、消えてしまいそうな心の全てを1年間で見せてくれました。私がその方の回復を 信じたように、その方も自分の回復を信じて一緒に歩いてくれました。
その後、クリニックでアルコール依存症のディケア、相談業務を5年間経験し、現在は個別カウン セリングをさせていただいています。


アルコール依存症の治療についても、不思議なご縁で、斉藤学先生がさいとうクリニックを開設 する前には、アルコール依存症専門の久里浜病院が開設された時の医長であり、アルコール依存症 は家族の病気である、よって、家族に介入していかなければ回復は望めないという想いで、家族機能研究所/さいとうクリニックを立ち上げたと聞いております。
私は、家族の介入を学んだ後に、アルコール依存症の方々と出会うことになりました。
後に、かねてから気になっていた、家族が機能不全であると、辿る道の一つに非行があります。 私は、刑務所に来ている人達は、どの様な幼少期を送ってきたのか、自分なりに想像が出来ていたことと、刑務所に入所することで、本当に出所後の生き方が変わるのかという事に興味を持っていましたので、刑務所でのカウンセリングを経験することにしました。
個別のカウンセリングを1時間、毎週実施するのですが、そこで出会った青年達の素の姿は何と純粋で真面目な姿でした。この青年達が、普通に愛されて育っていれば、或いは小中高校を卒業するまでに、真剣に向き合ってくれるたった一人の大人に出会っていれば、ここまでたどり着かなかったかもしれないと、何度も思いました。 道が違えば、大物になる様な肝っ玉の座った青年もいました。 何が正しくて、何が間違っているのかも教わらず、どう人を騙して生きて行くかだけを学んでいる青年もいました。


彼らとの出会いで、小中高校のスクールカウンセラーはどんな仕事をしているのか興味を持ちまし た。児童期に早期介入する事で、違う道があっただろうにと思わせる青年達に出会ったからです。
クリニックでカウンセリングをしていても、幼少期の学校での嫌な経験が大人になってから様々な症状となって現れることは多々あります。代表的な事がいじめ、省かれる、先生や友人関係で す。
スクールカウンセラーを経験してみて、私の仕事の中心は父兄とカウンセリングをする事でし た。不登校、発達の問題、自傷行為、子供のことで相談、アンケートで死にたいが発覚などです

 しかし、おかしな事にいじめ問題は、やってきません。いじめこそ、いじめる児童に問題ありなので カウンセリングが必要です。


このような経験を経て、Kazueカウンセリングルームを開設いたしました。 ここに至るまで、クリニック、刑務所、学校などで、幼少期のトラウマを経験し様々な症状に苦しんでいる多くの方々と出会い、たくさんのことを学ばせていただきました。 同時に、この間、ひと時も立ち止まらず自分のための研修や、私がやってきたトラウマ回復のた めの流れについて、海外にも出向き、専門知識を深めてきました。今後も研究を継続するつもりです。
Kazue カウンセリングルームは、様々な症状に苦しむ方々を迎えて、共にトラウマ(傷つき体験) を解放し、あなたらしく自由に生きる一歩を踏み出す場所です。


読んでいただき、ありがとうございました。

あなたとの出会いをお待ちしております。

カウンセリングルーム
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