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3つのやりたくない事をする・


最近、若い女性と話していて、「今、3つのやりたくないことにチャレンジしているの」と言う。


しかも、今月に全てやるらしい。


「3つのやりたくない事」を考えてみた。


やりたくない事とは、自分には無理、苦手だとか、絶対に興味が持てないとか、やったことがない事である。


私の場合は、すぐに出てきたのは、組織や腑に落ちないルールに縛られた環境で働くこと。


もしこの経験がなければ、私はすぐにやってみたほうが良い事だろう。


でも、これは嫌と言うほど経験してきたので、もう必要はない。


やりたい事は、この歳になっても山ほどあるが、自分には出来ないし、苦手だし、やりたくない事となると浮かばない。


皆さんはどうであろうか?


でも、若い頃は、こんなことを時々考えていたことを思い出す。


私には、銀座のクラブで働くことは無理だろうな、やりたくないことだなと。。。


しかし、ある出会いがあって、何日かやらせていただくことがあった。


その経験は、やって初めてわかることだらけだった。


自分の中の偏見や考えで、本質が見えていないことを学んだ。


だから、やれないであろう、やりたくないことに挑戦するのは意味がある。


その若い女性は、「ナンパ」「習い事」「一人旅行」と言っていた。


ナンパを除いては、私にとっては好きで面白いことだ。


こんな風に、やりたくない事は人によって大分違うのである。


2つは、挑戦済みで、最後の1人旅行を今週末にすると言っていた。


さりげなく言っているが、内心ドキドキであろう。


やったことのない事、しかもやりたくない事に挑戦するなんて、どれほどの勇気が必要か、私にはよくわかっている。


しかし、それを経験すると見えてくる世界が変わる。


自分の小さな常識の世界だけで生きていた事に気がつき、そこから次々と扉が開き始める。


やりたくない事に挑戦する必要はないが、今までの生き方や、考え方で、自分を守ってきたやり方を変えるのは、この事にとても似ている。


だから、初めて行動に移すときは、とっても怖いものである。


大きな波に乗る、あるいは大波にダイブしていくかの様なものだ。


怖気付いて当たり前なのだ。


こんな時に、そばで支える人がいれば良い。


小さいステップから、そのうち一人で先に進めるようになるから。


その若い女性に、また力をもらった気がした。


私もこの精神をずっと持ち続けていくつもりだ。


散々色々と経験してきているから、今となってはやりたいことの方が多いのかも知れない。

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