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大学生よ目覚めよう!


大学でカウンセリングをしてつくづく思うことがあります。


皆、大学進学を当たり前の事のように捉えており、進学しないと、人生の道が開かれないとまで思っている。


まるで新興宗教にマインドコントロールされているかのように思います。


それは仕方のない事なのでしょう。


社会の風潮、親や大人の考えが子供に入っているのですから。


中には、大学生の間に自分の進む道を考えたいと思っている人も結構多いです。


今まで考えてこなかったんですね。


何しろ、中学生から大学に行くための勉強が目標になっているわけですから、無理もないですが。


私が、「勉強も好きでないのに、どうして大学進学したの?」と聞くと、大抵の学生はびっくりします。


将来、サラリーマンになるのに、大卒でないといい仕事に出会わないと言います。


一つの考え方としては間違っていませんが、それだけではないので、随分と狭い考えに押し込まれているなと、気の毒に感じます。


発達障害などで特性があっても、無理やりこの世界に押し込まれます。


結果、苦しむだけ苦しんで、人生を棒に振るくらいの思いをします。


ある青年が言いました。


「今、人生最高に幸せを感じている」と。


その青年は、道路工事の仕事をしています。


道路はずっと続き、人や車が行きたいところに運んでくれる、そのことに貢献している自分も認めています。


なんと素敵な話でしょう。


ある青年は、ごみ収集に興味があると言いました。


大学行かなくても、すぐにやりましょうよ!というと、人には言えないそうです。


なんと悲しい話でしょうか。


こんな大事な仕事で、しかも多くの人がやりたがらない仕事を好きでやれるなんて、素晴らしいではないでしょうか。


私でしたら、褒めて、応援します。


つくづく世の中おかしくなっていると感じます。


高い授業料払って、好きでもない勉強を適当にやって、後に奨学金返済を抱えて、、、


矛盾しています。


ですから、若者たちに目覚めて欲しいです。


自分の生き方を自分で見つけることの大切さを!


あなたの考えを丁寧に聞いてくれる人を見つけて、自分の指針を立ててください。

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