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逃げてください!

考えたくないものですが、世の中には平気で自分の大事な家族に手を挙げたり、蹴ったり、罵倒したり、見下したりする人がいます。


例えば、親の子供に対する暴力です。


子供は親より弱い存在ですね。本来であれば、自分の方が強いのですから、大事に扱ってあげなければいけません。


それを、自分の感情で脅したり、威嚇したり、手を出したりなどはもってのほかです。


子供は逃げたくても、簡単に逃げられない存在です。まだ自立できないからです。


しかし方法はあります。110番です。助けて!を家族の外に発することです。家族外の介入を早くすることです。


ある家族では、父親が子供に暴力をしていて、母親は父親に逆らえず、逃げることもできない状態でした。このようなケースはよくあります。


逃げても生活していけない、自分の親も同居しているなどなど。


こんな場合、子供はどうしたら良いでしょうか?


まずは逃げる方法を助けてくれる大人と考えます。そして助ける大人はいつも注視していてあげるのです。


ある子供は、110番したら家がおかしくなっちゃうと言って、泣いて我慢していました。


そのお母様は、自分の精神が不安定で、子供を助ける力も勇気も出ません。


夫による妻への暴力の場合もそうですが、相談しても、親からなんとか上手くやっていきなさいとか、周囲の人から、外面が良いと他人にはわかりにくいので、夫婦の問題はお互いに努力して解決していくものだと言うような忠告を受けて、そういうものなんだと耐えて我慢する人もいます。相談に行っても、体に傷が無いとか証拠がないと言われる場合もあります。


大事なことは、あなた自身に対して身体的暴力、威嚇、脅し、怒鳴り声で威圧などあったら、それは普通では無いということです。


子供がいるから、子供には暴力を向けないから、自分さえ我慢すればと思ったり、子供が離婚しないでというから我慢しますという場合もあります。


しかし、いくら子供が暴力を受けていなくても、子供はいつも緊張した安心感を得られない家庭で育っていくので、間接的な被害を多大に受けることになるのです。

その結果、思春期あたりから社会に出て、今度は自分が精神的に辛い思いをするようになります。親と同じように暴力をする大人に育つ場合もあります。


あなたを大切に扱わない人と出会ってしまったら、早いうちに逃げましょう。


逃げるが勝ちです。


経済的な問題が一番大きく絡みますが、逃げてから相談です。


暴力がある場所にいてはいけません。


ただただ力を奪われてしまうからです。


逃げましょう。


逃げることは悪いことではありません。





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